ー最終章ー
イッチャンから、応援してくださったみなさんへの、最後のメッセージです。
「イッチャン、ありがとう!」
加藤くんが仕事で神戸に来る。
昨日はうちに泊まり、深夜までイッチャンの思い出話をする。
今朝は、東遊園地に建つ、『慰霊と復興のモニュメント】と『1.17希望の灯り】を案内する。
彼の実家は江東区深川で、ガラス器製造の老舗工場。希望の灯りとガラスの坩堝の火が出会ったら何が生まれるか!?を真剣に考える。
イッチャンの総合プロデュースする、『楽遊一世」(仮称)』のレコーディングが、新宿のレコーディング・スタジオ『green bird』で今日から始まる。
イッチャンは自らの体内に宿る敵との闘争中!?のため、加藤くんの陣頭指揮の下スタートした!
病室でイッチャンからこの作品に対しての想いを叩き込まれた!?加藤くんは、今朝病室から、「一郎さん、いい作品にしますからね!待っててくださいよ!」と、出陣していった。
「イッチャンへの熱きエールを送ろう!!」とスタッフ・キャストも急遽スケジュール調整して集まった。
歌手は沖縄在住の井上真喜さん。
演奏は、イッチャンの長年の友人で秦琴奏者深草アキさん。
邦楽お囃子の鳳声さん、望月さん。
曲目(予定)は
○満天
○てぃんさぐぬ花
○ダラ2009
○刻宴
○月の調べ
いま病室でBLOGを書いている。
イッチャンは寝息を立てて、スヤスヤと眠っている。
今日もたくさんの友人が訪ねて来てくださった。感謝!
・・・時計の針は深夜3時を回った・・・どんな作品になってくるのか楽しみだ!正美
イッチャンの奥さん、佑歌さんのお弟子さんたちが作ってくださった千羽鶴が届く。持っているのは加藤くん、彼はイッチャンの音楽プロデュースをお手伝いしてきた、ひとまわり下の寅年。そしていまは、イッチャンに付き添ってくれている。体の大きな彼が千羽鶴を持つと、百羽鶴にしか見えない。
「イチロウです、ただいま日本国内の某病院で、第二回抗がん剤治療を展開中。今回も副作用との戦いが強烈で、めげそうになることもありますが、ハワイ・ロングスティ、そしてあのハワイの青空をイメージしてがんばっています。そして、コレはナ・イ・シ・ョですが、駐車場に置いてあるマイカー車内での一服。暗闇に浮かぶほのかな火種、これがまた明日への希望のともし火なんです!?フー、うまい!味覚はシッカリあるぞ!今日も元気でタバコがうまい!。
そうそう、希望のともし火と言えば、正美たちも1月17日に向けて希望の灯りの掃除なんかしてるかな!・・・あの震災からもう14年か・・・。今日病院に顔を出すと言っていたから、久しぶりで紫煙を燻らせながら、神戸のいまを聞いてみよう。
待てよ、正美はタバコやめた、まだ続いてるのかな???」
追伸:「正美のBLOGの天声人語つながりで一言。
今日の朝刊は、正美も僕も敬愛するチェ・ゲバラの話です。ぜひご一読下さい!
若い頃,ゲバラの意志を継いで闘おう!なんていきがっていた時もありましたが、いまは内なる戦いです。内なる戦い・・・チョットカッコいいかなぁ・・・ではゲバラ風!?写真を追加で一枚」
「しまった、このBLOG、ここの病院の看護士さんも読んでるんだ」
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