グルメ・クッキング

旨い!

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小田急経堂・すずらん通りにある、御菓子舗『甘ぼう』の鯛焼き。甘さ控えめで、Goo!

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昼食

昼食

昼食

メニューを見ると、「ザ・ベジタブル!」が目に飛び込んでくる。がついてる位だからかなり身体に良さそう!サラッとしたクラム・チャウダー風?スープの中に、蒸したアスパラ・ブロッコリー・ニンジン・タケノコ・ビーンズ・ポテトとベーコンが数欠片入っている。それとパン一個。「・・・野菜はあまり好きじゃないけど・・・年齢を考えばこんなもんかな?健康を考えれば最高だよ!」と自分に納得させて食べはじめる。、ふと左隣りのテーブルを見ると、どう見ても八十過ぎのおじいちゃんが、血の滴る巨大ステーキをおいしそうに食べているではないか。前に座るおばあちゃんはとんかつ定食。「・・・」。食事を終わるとお二人の前には、チョコレートパフェとクリームパフェが出てきた。

僕は思わず叫んだ、「ケーキセットお願いしま~す!」

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おいしい讃岐うどん情報

 東かがわ市で靴下を製造しているメーカーの方から、『おいしい讃岐うどん情報』が送られてきました。「うどんの美味しい店は香川県には沢山あります。高松市では<山田屋>・屋島の入り口の<四国路>。私の市(東かがわ市)では、<ごんぺえ>白鳥・<陣内>白鳥・<讃岐屋>三本松。以上のお店は、それぞれネットで検索すると場所・営業時間・価格・メニュー等出てきます。ちなみに、ごんぺえと陣内は釜揚げ、讃岐屋はぶっかけうどん+天麩羅トッピングが美味しいですよ!」とのことです。このメーカーさんは昔からシルクの5本指ソックスを作っているところで 中国では絶対作れないものを提供しているそうです。最近また5本指の良さが見直されてきていますから大忙しでしょうね!。

もう一通も香川県の方からです。 「やはり、『六車』でしょう。あそこはどんなお客さん連れていっても間違いない。六車は、しょうゆうどん(だいこんおろしを自分でおろしながらうどんが茹で上るのを待つ)が最高ですよ!」とのことです。

こんなメッセージも来ています。「僕は東京に4年行ってる間に蕎麦派になってしまい、うどんはあまり食べなくなってしまいました・・・悲しい事にこの辺にそば屋というものが全く無い!うまい蕎麦が食いたいなー!」という悲痛な?声も届いています。

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感謝

 事務所に宅急便が届いたとの連絡がデスクから入る。「どうしましょう?ご自宅に送りますか?」「中身は何なの?」「さあッ~?」「とりあえず開けてみてよ」「・・・おうどんです,どん太っていう?」「『うどん?どん太?』・・・アッ!ブログを読んだ方から届いたのかな?」「フロク?」「フロクじゃなくてブログだよッ。知らないの、いまはやってるだろッ。だいたい僕のホームページ見たことないの?」「はじめは見てましたよ・・・でもパソコンが壊れちゃったんです・・・」「いつ?」「去年の春ごろです」「あのねッ・・・もういいよ、すぐ送って」

sanuki3 「小豆島のうどん!?・・・アッ手紙が」

「HPにて讃岐うどんの記事、拝読。
なんて悲しい結末……と同時に讃岐人としては何としてもおうどんを食べさせたい気持となりました!このうどん香川の小豆島でひっそり作られているうどんです。ちっこい工場で注文の分だけ作るという、もはや趣味のような手作りですが、旨いです、これ。製法は『手打ち』でなはく『手延べ』です。包丁を使わずにひたすら伸ばして細くするわけです。ぜひお食べください!」

「小豆島の手延べうどん!?『二十四の瞳』と『オリーブ』は知っていたけど・・・うどんは?・・・とにかく感謝!感謝!」

早速いただく。

僕は『釜上げ派』。箱に書かれている通りに作る。ゆで時間が20分と普通の讃岐より若干長い。その後、10分蒸らす、「なるほど!ここも違うなァー」。その間に、ネギを切り生姜をすりおろす。オッと忘れちゃいけないゴマをする。 「それではいただきま~す。・・・うまい!!!口に入った瞬間のなめらかさとコシの強さ!」アッという間にどん太くんはお腹の中へ。「満足満足!大満足!」

≪お礼≫ 『どん太』くんお送りくださりありがとうございました。麺好きの僕としては至福の時を過ごさせていただきました。

≪どん太くんを食べたくなった方は≫ (株)大倉商店〒761-4141香川県小豆郡土庄町馬越甲1072 TEL:0879-65-2011

「ただし手に入るかどうかは?ア~ァ、おいしかった~!」

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讃岐うどんの小旅

 久しぶりに車が運転したくなる。「何処へ行こうか?」と、迷っているそんな時、以前友人から聞いた讃岐うどんの店の名前を思い出す。四国に行って『本場の讃岐うどん』を食べる。「天気も最高!これはいい!」。早速カーナビにそのお店を登録し、いざ出発。

明石海峡大橋を渡り淡路島を縦断、鳴門大橋を渡ればもう四国だ。そこからは高松自動車道で香川県へ。お腹が空いてきたが「せっかく来たんだから、評判のお店まで我慢しよう」と、それから運転すること30分。カーナビの示す道筋を進む。車はどんどん山道に入っていく。一瞬不安になる・・・「こんな山の中?」。カーナビが喋った「目的地周辺に到着しました。案内を終了させていただきます。」あたりを見渡すがそれらしき看板もない・・・「ウソだろ???」・・・もう少し山道を進んでいくが、ない。・・・役立たずのカーナビめ・・・

来た道を戻るのもしゃくなのでそのまま先に進む。

しばらく行くと大きな山門が見えてきた。『医王山大窪寺』とある。その横には『四国霊場結願所』。「四国八十八ヵ所参りの最後のお寺か、お腹が空いたけど、ココに来たのも何かの縁、折角だからお参りしよう」と山門を入っていく。お遍路さんがお参りしている。本堂横には無事八十八ヵ所を打ち終えた人々の杖が数多く納められている。「・・・そうか八十八ヵ所を参りして最後にこの寺へ来てやっと願いが叶うのか・・・ということはココだけお参りするというのは・・・ショートカット・・・いけないことかなァー?・・・でも、折角だからお参りしよう!」。僕はお賽銭を投げ入れ祈った。

祈った内容は『内緒』。

 

 空を見上げると先ほどまで晴れ渡っていたが、急に薄暗くなってきた。寺を出ると『高松自動車道こちら』の看板が目に入る。『こちら』から帰ることにする。少し走ると道路が陥没しているところやガードレールが飴のように曲がり谷底に落ちかけているところが出てくる。昨年の台風で崩れたようだ。修復工事をしているところもあるが、手付かずの所もたくさんある。土石流で流された箇所も出てくる。「変な道来ちゃったなァー、戻るにも道が狭いしなァー?」と、突然雷が鳴りだした。雨も降りだしてきた。それもバケツをひっくり返したような土砂降り。ワイパーを最速にしてライトを点けても見にくい。だんだん不安になる。「・・・結願のお寺に初めにお参りしたからいけなかったのかな・・・?」「許してくださ~い」

やっとのことで高松自動車道に入る。

ホッとしてお腹がすいてきた。ドライブインで『普通の讃岐うどん』を食べる。

お味のほうは・・・ご想像にお任せします。

※行きたかったお店の名前は、絶対お教えしません!!

・・・僕が行けなかったんだから・・・

讃岐うどんが食べたくなった方はこちらで探してください

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男の料理

今日は久しぶりに一日休み。
ゴロッとソファーに横になり、桐野夏生さんの「I'm sorry,mama」を読む。いま彼女の本にはまっている。と、突然カレーが作りたくなった。本の内容とはまるで関係ない.が、作りたくなった。
・・・ふだんキッチンに立つことはほとんどないのに・・・。

二階にいる息子を呼ぶ。
「カレーを作るから買出しに行くぞ!付き合ってくれよ!」
「エ~ッ・・・何でェー?・・・」
「きみも卒業したんだから、これからは自分で食事を作らなきゃならない時だって出てくるぞ!男の料理っていうやつを教えてやるよ!」。
息子は、不承不承階段を下りて来た。
早速スーパーへ買い出しに行く。
「牛肉・たまねぎ・ジャガイモ・にんじん・マッシュルーム、そうそうラッキョウも忘れないで。サラダも作ろう」。
あとは、カレールゥ、棚にはいろいろな種類が並んでいる。「ハウス」「グリコ」「S&B」などなど・・・。
「ウーン・・・どれにしようかな?・・・」
「・・・どれだっていいよ・・・」
「男の料理はこだわりなんだよ!」
「こだわりねェー?」
と、その時『手作りカレー粉セット』というのが目に留まる。ラベルには、『20種類のスパイスで好みの配合ができる』とある。
「よし!今日は凝ったスペシャル・カレーにしよう!見てみろよ、こんなに色々なスパイスが入るんだぞ!今日はスペシャルだ!」
「何でもいいから・・・早く帰ろうよ・・・」
「こだわりが大事なんだよこだわりが・・・若い奴には判んないだろうなァー・・・」

家に着くと、早速準備開始!

「よく見とけよ!ジャガイモは崩れないようにこうやって面取りして・・・肉はフライパンでかるく焦げ目が付くぐらい・・・」

野菜を切り・肉を炒め・準備万端整った!

curry_powder

カレールゥの袋を開けると、中にはいろいろなパウダーがいっぱい入っている。大きな袋は、コリアンダー・ターメリック・クミン・ディル・レッドペッパー・フェネグリーク・シナモン・陳皮、小さな袋には、スターアニス・カーダモン・ナツメッグ・グローブ・黒胡椒・サボリ・フェンネル・セージ・オールスパイス・ジンジャー・甘草・ローレル。
「なるほど本格的だ!」
説明書を広げる。
①はじめに厚手なべを火にかけターメリックを入れ、木へらでゆっくりかき混ぜ焦がさないように10分から15分炒める。
「なるほど!」。
②19種類のスパイスをふるいに入れ混ぜながらふるい5分ほど炒める。
「ウーンなるほど、本格的だ!」。
③火から下ろし冷ます。完全に冷めたらビンか缶に入れ、光が当たらない場所で中のカレー粉が混ざるように時々転がす。
「なるほど!ここまで手をかけなきゃ美味しいカレーは食べられないんだ!こうやって転がすんだなァ~、おいチョッとその先読んでくれよ」
「どこ読むの?」
「④だよ」
「一ヶ月以上熟成させるとスペシャルカレー粉が出来上がります、って」
「・・・エッ、どこ読んでるんだよ?」
「だって④だろ。そう書いてあるよ」
「・・・一ヶ月以上熟成?」。
僕は息子から説明書を奪い取ると④を読んだ。
ガァーン、確かに、一ヶ月以上熟成させると書いてある。
「ウソだろ~オイオイ・・・一ヶ月かよ~・・・」。
息子がニヤリと笑い言った
「美味しいカレーは一ヵ月後!アッ、こんなことも書いてあるよ、さらに五~六ヶ月置くと熟成が進み、さらに香りがよくなります!って・・・どうする???」

・・・沈黙の時間・・・

「・・・もう一度スーパーに行って来るわ・・・アッ、きみはうちに居ていいよ・・・一人で行って来るから」

今夜は「ハウスこくまろカレー」に変更。
curry
大変美味しゅう御座いました!!

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愛しの蕎麦

「金八先生」のロケで荒川区へ。
デイケアセンター職員「高橋役」の山田アキラ君の愛車で行く。山田君は僕の家の近くに住んでいるので、同じ出番だと声をかけてくれるやさしい男だ。
今日のロケ現場は、僕の両親が眠る多聞寺のすぐ近くだ。多聞寺には「映画人の墓碑」というのがある。そこには、「プロデューサー」「映画監督」「俳優」「カメラマン」そして、「照明」「美術」などスタッフと、その家族が眠っている。碑文「映画人の墓碑」は、父の師匠であり、世界最高齢監督の「新藤兼人さん」が書かれている。戦後、映画をこよなく愛した仲間たちと一緒に眠るほうがいいんじゃないかと思い、両親を埋葬した。僕もここを生前予約した。墓碑の裏には埋葬された方々のお名前が記されている。僕は赤字で。

ロケ現場の集合時間は12時30分だったが、山田君に早めに行くことを提案した。「ついでにお墓参りですか?僕も行きます」「ちがう!多聞寺のすぐ近くに『坂むら』というおいしいお蕎麦屋さんがあるんだ。そこで蕎麦を食おう!その蕎麦屋さんは昭和初期に出来たお店で、戦災にも焼けず建物が素晴らしいんだ。うまいぞ!!」「お墓参りはいいんですか?」「だから…その後、チラッと行けばいいだろ…10時30分に出発しよう。1時間もあれば十分着く。ゆっくり食べてその後お墓参り、そしてロケ現場へ、いいねェー!!!」。「天気もいいし最高だな!!出発!」

実に快調な滑り出し!と思いきや、首都高に乗ると大渋滞。半端じゃない混みかただ。動かない。動けない。…時計の針だけは確実に動いている。チョッとだけ動いた、でも秒針より確実に遅い。11時…12時…携帯がなる。「いま堀内さんどこにいるんですか?」金八の制作からだ。「いま高速の上」「どの辺ですか?」「上野の辺かな…」「急いでください。巻いてるんです」
巻いてるとは「業界用語で、撮影が順調に進んでいる→早く来い」の意。

「山田君巻いてるって、急いで!」「急いでって言ったって、堀内さん見ればわかるでしょ、混んでるんですよ」「そりゃそうだ…蕎麦が食えなくなっちゃったなァー…」「まだ蕎麦食べようと思っていたんですか?僕はとっくにあきらめてました」山田君の語尾がきつい。車内は沈黙に包まれた。でも内心「あそこの蕎麦は最高なんだよなァー、惜しいことしたなァー、電車で来てれば…」なんて、山田君に失礼なことを考えているうちに現場に着いた。

12時30分ちょうど。ADが駆け寄って来た。「おはようございます。さっきは巻いてたんですけど、その後のカットで時間がかかっていて、出番は1時間ぐらい後になりました」「エッ…」「お食事どうしますか?ケータリングのカレーがありますけど」山田君が笑いながら言った「どうします?蕎麦食いに行きますか?」「もういいよ」結局蕎麦はあきらめて、おいしいコロッケ・カレーをいただいた。ごちそう~さま。
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カレーに化けた蕎麦!?

追伸:撮影終了後、山田君が「お墓参りをして帰りましょう」と言ってくれて、お墓参りに行った。ありがとう!もちろん「坂むら」にも行って、おいし~いお蕎麦を食べた。
 

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