~生きている証「映画人の墓碑」~
みなさんも~僕といっしょのお墓に入りませんか~!?
4月29日、堀切に建つ多聞寺で開かれた、第23回『全合葬者・合同追悼会』に参加させていただいて、あらためて「映画人の墓碑」の持つ意味を考えました。
敗戦後の荒廃したこの国の人々に、あらたな映像文化にふれていただこうと映画作りに奔走され、亡くなられていった方々の、「生きた証」として建立された、「映画人の墓碑」。
当日訪れた方々は、供養、納骨がはじまるまでは緊張した面持ちでしたが、納骨が終わると、その表情は和らぎ、たくさんの喜びの涙と、たくさんの安堵の笑みとがこぼれました。この墓碑は、残されたご遺族にとっての、「生きている証」でもあったんです。
供養の後の懇親会では、中華テーブルを囲み、お孫さんであろう少年少女から、中高年、老年まで、旧知の間柄のように熱い会話もはずんでいました。
ついに突入した少子高齢化の時代、「・・・お墓をどうしたらいいのか?」「後継ぎがいないので・・・?」「このままでは無縁仏になるしかない・・・」「映画人の墓碑っていいですよね!私の業界にもそんな墓碑があったら・・・どうしたらいいのか?」そんな不安の声を巷ではよく耳にします。
僕も両親が亡くなり、「映画人の墓碑」に納骨させていただいたことによって、長男としてのそのプレッシャーから解放されました。いまごろ父と母は、映画仲間と一献傾けながら、映画談議に花を咲かせていることでしょう~!
この「映画人の墓碑の会」、設立当初の入会条件に、映画人と言うくくりがありましたが、いまの時代には、テレビ映像、ネット映像にかかわる方々もたくさんいらっしゃいます。僕自身、俳優の仕事をしていますが、ほとんどがテレビの仕事です。現場では、映画、テレビ、ネット、という垣根はなくなりました。
そして最も忘れてはいけないのが、その映像を愛し支えてくださった、観客のみなさん、そして、地道な上映活動をしてくださった映画愛好家のみなさんです。
これからの映画人の墓碑は、「映像文化を愛したみんな!」が入ることの出来る墓碑になって行くことによって、次の時代に語り継がれていくでしょう!
お墓でお困りの方~お気軽にご相談ください!
『映画人の墓碑の会』名誉会長 堀内正美
(新藤兼人監督がお亡くなりになって、佐藤純彌監督が名誉会長!~つでに僕にもご指名が~「どうして僕が?」とおたずねしたら~「若いから~」それだけでした・・・。)
★映画人の墓碑 東京都墨田区5‐31‐13 多聞寺内
★事務局 東京都渋谷区2-5-12青山アジアマンション505
TEL 03-6427-4425 FAX 03-5466-2312
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コメント
わたくしもそちらのお墓に出来ることなら入りたいと思います。
子供もいなくてこころ細い思いをしておりました。
映像文化を愛する人なら 入れてもらえる。。素晴らしいことですね。
時期がきましたら お願い致します。
投稿: 千草 | 2014/07/19 10:24
Very nice site!
投稿: Pharmg112 | 2014/08/02 02:38